■大文字山登山

京都東山三十六峰に属する如意ヶ嶽にある大文字山（４６６メートル）。
登山と云っても銀閣寺横からゆっくりゆっくり歩いても４０分くらい。
上の写真は０４年８月１６日、送り火当日の日没の頃の「大」の字のあたりです。
人でいっぱいですね。登山地図はこちらをどうぞ。

歩きましょうか、銀閣寺参道の賑わいを抜け銀閣寺の門を左に折れます。
突き当たりの「八神社」を右に行き「行者の森」の石碑を越えせせらぎ、湧き水のある涼しい道を迷う事なく歩けます。

千人塚がある広場に出ます。一休みして左に進みます。

長い階段を登ればもうすぐです。

視界が広がって、「大」の字の「一」の線の左端に出ました。

「大」の中心にはお宮さんがあります。

     　　

「大」の中心の「火床」です。ここに先ず一番に火がつけられます。
京都中が見渡せます。
「吉田山」「下鴨神社・糺の森」そして西の山々が見えています。

   

こちらは岩倉方面、左手前の小高い濃い色の山に「法」が見えます。

「大」の字の一番上の火床です。
写真の中央部左が吉田山です。その奥が左側が御所、下鴨神社、植物園、上賀茂神社がかすかに見えます。それらを繋ぐ緑の線が賀茂川です。遠く愛宕山が見えます。

左の写真には平安神宮の赤い鳥居と美術館が見えます。右は御所の南側方面です。

 

大文字山から見る送り火はここ以外の全てを見ることが出来ます。
以前は火床から立ち上がる炎と火の粉を浴びてここで送り火を見ましたが、近頃は当日の登山禁止が厳しくなったようです。

写真から切り抜いた「左大文字」、「舟形」、「妙・法」です。（「鳥居」は不明）

帰りはいつも「大」の字を正面から見て"左"を火床に沿った道を下ります。千人塚」まで来たら登ってきた元の道を行きます。"右"の方を下ると円重寺を経て霊鑑寺の横に出ます。

下る途中から見た御所方面です。その奥に双ヶ丘（ならびがおか）が見えます。

上り口にある「行者の森」の石碑と湧き水です。

銀閣寺まで出てきたら参道の賑わいの中。

---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---　　　　
　　こちらは絶対によろしく♪　こちらも是非ともよろしく☆
---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---

０４年８月１６日の送り火の「大文字」です。炎も凄い。