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2006/09/18

御寺 泉涌寺

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東山三十六峰の一嶺、月輪山の麓に「泉涌寺」(せんにゅうじ)はあります。
「御寺」(みてら)と親しまれる「泉涌寺」は泉山と号する真言宗泉涌寺派の総本山。

天長年間(824~833)に、弘法大師によって建立された法輪寺(後に仙遊寺と改称)があったが、建保6年(1218)宋(中国)から帰朝した月輪大師俊じょうが再興、
この地に大伽藍を営み、寺地の一角より清水が涌き出たことにより寺号を「泉涌寺」に改めたと伝えられている。
歴代の天皇、皇室から厚い崇敬を受け、皇室の御香華院(ごこうげいん)(菩提所)として栄えました。
広い境内には、仏殿、開山堂、舎利殿、御座所、霊明殿などの伽藍が建ち並んでおり、寺宝としては、国宝の泉涌寺勧縁疏(かんえんそ)の文書のほか多数の貴重な文化財を蔵しています。
毎年、1月15日に催される七福神巡りには、数多くの参拝客で賑わうそうです。
場所はここ。市バス「泉涌寺道」から山に向かって歩きます。「東福寺」が近くです。

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こんもりとした樹木の長い参道を進みます。

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「今熊野観音寺」との分かれ道を横目に真っ直ぐ進みます。

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・・・何事ですか、今日は。

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TBSテレビ、松本清張ドラマ「波の塔」の撮影隊が来ていました。
俳優は分りません。姿が見えませんでした。ホースで水をまいているばかりでした。
そのおかげというか、協力、迷惑料で「御座所」の拝観が無料になっていました。

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「楊貴妃観音像」は、玄宗皇帝の妃、絶世の美女といわれる楊貴妃を偲んで作らせた等身坐像。時代が変わると前の皇帝所有のものを壊すという中国の慣わしで壊される運命だったこの像を建長7年(1255)日本に持ち帰ったものです。

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右は「泉涌寺水屋形」です。

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もう一度「仏殿」です。雪の日の写真をよく見かけます。

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「仏殿」 散水は地面を濡らしていました。

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「舎利殿」です。台風が近づいているという曇った空です。

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皇室と関係が深いことから皇室を意味する「御」をつけて「御寺 泉涌寺」と言われています。
旧京都御所の御里御所を移したといわれる「御座所」は建物、屏風絵、襖絵、庭園、それぞれが素晴しく雅で美しいものでした。
明日はそれらをブログにします。

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 有り難うございます。明日紹介させていただきます。

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●13 泉涌寺 界隈」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。 ゆーしょーです。
泉涌寺と書いて、せんにゅうじ と読みますね。
ただ一度だけですが、行った事があります。
かなり以前でしたので詳しいことは忘れましたが、
バスに乗って、泉涌寺まで行った記憶は鮮明に残っています。

投稿: ゆーしょー | 2006/09/18 12:20

一旦、3位まで行った人気blogランキングですが、
最近下降ぎみにあります。
皆様に大変お世話様になりましたが、
10月からは急に忙しくなりますし、
ベスト10を割った時点で、止めようかと思っています。
ベスト10が維持出来ますれば、まだ続けようと思っています。

投稿: ゆーしょー | 2006/09/18 12:32

★ゆーしょーさん こんにちは♪
せんにゅうじ・・・なかなか読めません。荘厳な雰囲気の寺院です。

「10月から忙しく」・・・文化、芸術、健康の季節到来ですから、ゆーしょーさんお忙しくなられるのでしょうね。

10位と決めるとプレッシャーになりますから、25位までと思って優雅に更新されることをお薦めします。
ゆーしょーさんのブログを楽しみにしている多くの方をガッカリさせますから「止める」のだけは止めて下さいね。

ゆーしょーさんのブログなら、暇になって力が入れば一気に上昇ですから、一時のんびり更新を是非。
日常のゆーしょーさんの「つぶやき」でもきっと楽しいブログになると思います。
是非是非、のんびり続けて下さい。

投稿: りせ | 2006/09/18 13:25

こんにちは。
色々と、ご心配下さいましてありがとうございました。
10月から、文化の秋ならいいのですが、仕事の秋なのです。
仕事と言っても、来年の決算の準備です。
りせさんのおっしゃる通り、第2ランクの25位までにしましょうか。
忙しい原因のひとつに、一日の写真の量が多すぎるのです。
また、使用出来る残りはまだまだありますが、大きい写真を多く載せて行くと
見る見る残量が少なくなって行きます。
それじゃ肩の力を抜いてでも行きましょうか。

投稿: ゆーしょー | 2006/09/18 13:56

こんにちは、りせさん。
泉涌寺は、「せんにゅうじ」と読むのですね。「せんわくじ」と読むのかと思っていました(笑)。門を入ってから長い参道があるみたいですが、この寺は広いのですか?今まで行った寺で一番広い寺だと思ったのはどこですか?
京都の寺は、よく2時間サスペンスに使われますね。特に山村美沙さんとか。結構好きなので、見てます。

前のコメントの件ですが、携帯版は気長に待ちます。(早く出来るといいですね。見て楽しんでくれる人が増えますよ、きっと。)

投稿: 紫の上 | 2006/09/18 13:57

初めて、アクセスさせていただきました。せんにゅうじとは読めませんでした。
京都には、毎週行っていますが、まだまだ知らないところがたくさんあります。

投稿: neko4979 | 2006/09/18 20:55

★ゆーしょーさん こんばんは♪
夜になってしまいました。
ゆーしょーさんは現役でバリバリお仕事をなさっているのですね。これからが忙しい時期になるのですか?
デジカメだと際限なく撮ってしまう事になって、後が大変ですね。その中から数枚を選んでトリミングして、、、
私はこのごろ慣れて要領が分って来ましたが、写真プラス説明はホントしんどいので、公式ページへのリンクと説明板を載せて手抜きです。
ゆーしょーさん、充電期間と思って暫くゆっくり更新して次を練ってくださいね。

投稿: りせ | 2006/09/18 21:49

★紫の上さん こんばんは♪
せんつうじ、せんゆうじ、とか言う人いますね。一度覚えたら忘れませんが。
ここは総門からの参道が長く途中に幼稚園やら、中学校やらがあります。
大門を入ってからは仏殿までの坂道が、気持ちが良いくらいの距離(変ですね)。敷地はそれ程広くは無いけれど建物はゆったり配置です。
どれが一番広いかどうか知りませんが、「仁和寺」「大覚寺」「天龍寺」が広くて見どころが多いです。
「大徳寺」「東福寺」「妙心寺」「南禅寺」は塔頭が多くて色んなお寺を見ることが出来ます。
ケータイ版は出来ましたらすぐに設定いたします。

投稿: りせ | 2006/09/18 22:09

★neko4979さん 初めまして♪
コメント有り難う御座います。
読めないと思います、夫は未だに「せんゆうじ」って言っています。
私も「泉涌寺」に行った時近くの「今熊野観音寺」などを知ってまだまだ京都も広いなあと思いました。
これからも宜しく。

投稿: りせ | 2006/09/18 22:19

りせさん、こんばんは。
アドバイス、ありがとうございました。
出来るところまでして、後は、充電期間を持つようにします。

投稿: ゆーしょー | 2006/09/18 23:58

★ゆーしょーさん・・・♪
 
気楽にするのが長続きの元だと私自身で戒めています。

投稿: りせ | 2006/09/19 00:44

 こんばんは(^^)
今日は泉涌寺ですね
「せんにゅうじ」で変換しても「泉涌寺」は出てこないので、読み方があっていても、一般的ではないのでしょうね(-_-;)
 私は秋にしか行った事がないのですが、庭園の紅葉はお薦めです(あまり人もいないので、静かにのんびり拝観できました)(^^)v
 楊貴妃観音像は写真撮影禁止でしたが、正面にあり、外からでも撮れましたし、「外から正面を撮るのは問題ない」との事です
中でフラッシュ使ったり、そばで撮ろうとして何かあったら・・・と云う事で禁止しているそうです
 塔頭の「来迎院」のお茶室「含翠軒」は大石良雄が建てたと云う事ですが、森林の中で素朴で(ちょっと古くて壊れそう)のんびりお茶がいただけました(^^)
 記憶違いだったら、申し訳ないのですが、確か3月に涅槃会と云う行事があり、大きな涅槃図を一般公開してくれるはずです(仏殿の裏にありました)
 新しく宝物館ができたので、そちらに移ってしまったかも・・・
 

投稿: きこ | 2006/09/19 01:29

★きこさん ありがとう♪
もしかしたら、ここには未だ行ってらっしゃらないかと思っていたけれど。
楊貴妃観音像のところで閉門時間になってしまって、説明だけ受けて慌てて出てきたから楊貴妃観音像の写真のこと気付きませんでした。
「来迎院」でお抹茶頂かれたのですか?、、そう、壊れそう、、庭の手入れも全然でした。

続きは「来迎院」と隣の寺院。「雲龍院」。「今熊野観音寺」です。
私も紅葉の見頃にもう一度行く予定です。

投稿: りせ | 2006/09/19 02:25

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