酔芙蓉の寺 大乗寺
酔芙蓉をご存知ですか、
朝は白く 時間がたつと淡いピンクにそして夕刻には鮮やかな濃い色に・・・
まるで酔った人の顔が色づく様に変化してゆく大きな花です。
幾重にも重なった透き通るほどに繊細な花びら、上品な色合い。
たった一日だけ咲く「一日花」。
酔芙蓉が1000株以上もあるというお寺を新聞で知って行ったのは一昨年です。
写真はその時のものです。
今年の花は遅く 今が五分咲き、満開は九月末頃らしいです。
段々ピンクに色づいてきます。色の濃いのは昨日咲いてしぼんだものです。
あの色にまでなるようです。
最初に行った日に酔芙蓉の鉢植えを二つ買って帰りました。
そして後日、見事さを母に見せたくて一緒に行きました。
正午頃にこれくらいの色になります。
3時、4時がこれくらいでしょうか。
夕方から赤みを増して萎んでいきます。うちで咲いているのは夕方5時位でしおれ始め、色も↓くらいが一番濃い時の色合いです。(もっと濃くなるのかしら)
「大乗寺」は、京都山科、地下鉄東西線御陵(みささぎ)駅から徒歩15分の所にある小さなお寺です。車で行くには少々不便ですが、それだからこそ俗化せず、永年寺とその周辺のたたずまいが保たれてきたともいえましょう。
近年新聞や雑誌に掲載され、「酔芙蓉の寺」として知られるようになりました。
もともと荒れ寺だった大乗寺の境内を、地道に整備、酔芙蓉の挿し木を始めたのがきっかけで、今では約1,300本に増えました。(以上大乗寺ホームページより)
場所はここです。詳しい地図はお寺のHPでどうぞ。
ここがお寺への正面の階段ですが、横の駐車場からはなだらかな階段です。
お抹茶と酔芙蓉に見立てたお菓子をいただけます。蚊が多いから団扇で叩きながら見て回ります。
左は酔芙蓉観音
買って来た鉢植えは一つを実家に持って行って地植えにしました。
もう一つの方は我が家で大きな鉢に植え替えて育てております。花数が少ないので毎日一輪くらい咲くのを今楽しんでおります。
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コメント
わぁ~きれい!
今日は以心伝心?それとも予知だったのでしょうか?
今年は今月末が見頃だそうですよ
「酔芙蓉」は知り合いが以前よく、カラオケに行くと石川さゆりの「風の盆恋歌」を歌っていて、その歌詞にでてきていたので、特に印象に残っているので・・・
ここのお寺を知った時に、満開の時に見てみたいとずっと思ってました!(^^)!
まさかこんなに早く、見れるなんて嬉しいです(^^)v
投稿: きこ | 2006/09/22 12:12
★きこさん こんにちは♪
今日のブログ予想がピッタリでびっくりでした。
お寺ばかりが続きましたので、ここで変化がほしくて決めました。
私が酔芙蓉に初めて出会ったのは知り合いの日本画家さんのお宅の庭でした。
ずっと憧れていた花でしたから、新聞に載ったその日に出かけて行きました。詩吟も聞かせていただき、楽しいひとときでした。
昨日見た新聞に、このお寺が観光コースに入ってるバスツアーを見ましたからこれから大変な人出になると思います。
明日は今まで少ししか写真が入っていなかった大きな寺院です。
投稿: りせ | 2006/09/22 13:20
こんにちは。今日は真っ先に鮮やかな色が目に入ってきました。スゴク綺麗ですね!いつもよりうっとり見てしまいました(笑)。あの、恥ずかしいのですが、酔芙蓉は何と読めばいいのでしょう?すいふよう?でいいのかな。それにしても、1日しか咲いていないし、朝からだんだんと色が変わっていくなんて、なんて神秘的な花なのでしょう。初めて知った花なのに、すごく印象的です。
投稿: 紫の上 | 2006/09/22 14:26
★紫の上さん こんにちは♪
「すいふよう」で正解です。
昔、ピンクのティッシュペーパーで文化祭などで花を作ったことがありますが、あんな感じで優しい花です。
牡丹より花びらの数が少なくて優しい色、小ぶりで私も大好きです。
庭木屋さんでも酔芙蓉はあまり売っていませんからお寺で買って良かったと思っています。
普通の一重の芙蓉はよく見かけますが、まだ一般には少ないようです。一日花なのが勿体ないですね。
投稿: りせ | 2006/09/22 16:30
はじめまして。
京都は、修学旅行でしか行ったことがなく、その気になれば日帰りもできる距離だというのに、なかなか時間が作れません。
こちらのブログは今日始めて拝見させていただきました。仕事の余韻でざわざわしていた心が静まっていくようです。
いずれゆっくり京都を訪れる日のために(?)時折寄らせてもらいます。
更新、楽しみにしています。
投稿: Tak | 2006/09/22 18:51
おやおやあなたも酔芙蓉の色の変化の写真をのせてますね。
私も同じようなことをしましたので宜しかったら見てください。
投稿: ひろし | 2006/09/22 21:16
★Takさん 初めまして♪
そうですか・・・心が静まりますか・・・
そう思って見ていただけるなんて嬉しいです。
京都にゆっくり来られるまでこのブログでゆっくりしてくださいね。
投稿: りせ | 2006/09/22 23:32
★ひろしさん 初めまして♪
これは同一の花の変化ではないのですが、二日行っておりますので、その時刻の差で色に違いが出ております。
投稿: りせ | 2006/09/22 23:38
こんばんは。ゆーしょーです。
酔芙蓉。響きのいい名前ですね。
最初の1枚目を見た時、ボタンの花かと思いました。
最後のピンク、素晴らしいです。
朝から夕方まで、その場で居たのですか?^^^
投稿: ゆーしょー | 2006/09/22 23:42
★ゆーしょーさん こんばんは♪
二度行っています。最初は午前中、二度目が午後からです。
どちらもお茶とお菓子をいただき、ゆっくりしました。
寺院の説明や、教室の「詩吟」まで聞かせてもらったので長居をしましたから。
投稿: りせ | 2006/09/23 02:34
本当に何度見てもきれいですね(^^)
酔芙蓉はムクゲやハイビスカスのお仲間だそうです
団体客から拝観料を・・・となった時から嫌な予感がしていたのですが、ツアー客が来るようになったのですね(T_T)
でも素朴な暖かさは残していってもらいたいです・・・
話は変りますが、料亭の阪口であっています
阪口の静かなお庭を見ながらランチするのが好きだったのに、2年前に改装されていて、ビックリ・・・
手前にテナントがいっぱい入っていて、人がいっぱいでした
よ○じやとか高校生がキャーキャー云っているし・・・
「私の阪口が・・・なくなった」とつぶやいたのを覚えています(>_<)
投稿: きこ | 2006/09/23 03:15
★きこさん お早うございます♪
「むくげ」と「一重の芙蓉」の違いが良く分らないのです。
そういえばハイビスカスとも似ていますね。
お寺としては、廃寺寸前のところを戦後の何時だったかに京都市の「荒れ果てた神社仏閣を復興する資金」(名前は良く知りません)で資金を得て大工事をなさって、
今まであった倒れた酔芙蓉を起こし、増やしていかれたそうです。
二年前に行った時も団体客がすでに来ておられました。
拝観料はあの時は要りませんでした、多分今もそうだと。ただ多くの方が特別製の見事なお菓子とお抹茶をいただきながらゆっくりしたいと思われるようですが、部屋が大きくありませんから団体といっても精々受け入れは一度に12-3人が限度かと。
「坂口」のテナントで入っている「イノダコーヒー」の雰囲気が好きで行くと必ず入ります。
私、「あぶらとり紙」の袋を持っている人の多さを見て「日本人、そんなに脂性の人が多いのかしら?」と不思議に思うのですよ。
産寧坂、二年坂、特に「ねねの道」・・・お店の雰囲気随分変わったし、京都の有名処のお店は名所には必ずあるんだと、驚いています。
投稿: りせ | 2006/09/23 09:15