城南宮 Ⅰ 今日から紅葉だより
伏見の「城南宮」 場所はここです。
城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、また鴨川に臨む水郷の景勝地でした。
やがて貴族の別荘が建てられるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して院政を開始されたのです。
上皇の御所や御堂、また貴族の宿所などの建物が建ち並び、人々が行き交う様子は都遷りのようであると形容された程です。こうして白河・鳥羽・後白河・後鳥羽上皇と4代150年にわたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたのでした。(以上公式サイトより)
平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建され、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)をお祀りする。
平安時代の末、白河上皇によって城南離宮(鳥羽離宮)が造営されると一層崇められ、城南祭では流鏑馬(やぶさめ)や競馬(くらべうま)が行われた。
また、離宮は方違(かたたが)えの宿所や熊野詣での精進所となり、方除の信仰が高まった。承久3年、後鳥羽上皇が城南流鏑馬の武者揃えと称して兵を集め、承久の乱が起きたことは名高い。
江戸時代以来、城南祭では三基の神輿が氏子地域を渡御、「餅祭り」とも称され大いに賑う。皇室の崇敬厚く、孝明天皇は攘夷祈願の祭に行幸されて吹散(ふきちり)を賜り、慶応4年正月、城南宮に陣を構えた薩摩藩の大砲が轟き、鳥羽・伏見の戦いが始まり、明治維新を迎えた。
日月星を象った三光の御神紋は神功皇后の旗印に因んで方除の御神徳を表し、建築・転宅・交通・旅行安全の神として信仰が深い。
神苑「楽水苑」は「源氏物語 花の庭」と称され、四季の風情に富む名園として名高く、春秋に「曲水の宴」が雅やかに行われる。伏見区中島鳥羽離宮町(以上駒札)
「城南宮祭」 少しハッキリさせました。
”曲水の宴”など雅な行事があることは知っていました。でもこんなに大きな神社だったとは知りませんでした。ブログやサイトを作っていなかったら一生行く事はなかったかもしれません。雨の日に訪れました。
本殿
狛犬も風格があります。
御祈祷、今日はお宮参りです。
「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」の5つの異なる趣の庭からなる 神苑の「楽水苑」は次回に紹介します。
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今日から以前に撮った写真で 一足早い京都の秋を一枚。
「法然院」 哲学の道の山沿いにあります。そろそろこれくらい色付いているかな?
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「伏見 城南宮」カテゴリの記事
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コメント
りせさん今晩は
由緒あふれる城南宮・・・楽しく拝見しました。
とりわけ立派な狛犬さんには驚きました。
りせさん風邪をひかれたようですが、よくなりましたか?
あまり無理をなさらず、しっかり治してくださいね。そう言う
私も、風邪をひいてしまい鼻水に悩まされましたが、薬を飲んで
休んでいたら、よくなりましたよ。
京都の秋、昨年の旅行のことを思い浮かべながら懐かしく
拝見しました。これからも楽しみにしています。
投稿: 中川 | 2006/10/20 19:21
★中川さん こんばんは♪
風邪の心配有り難うございます。
3日風邪薬を飲んで、今は喉の痛みと少し咳が残っているくらいです。
中川さんはもう大丈夫ですか?
そろそろ紅葉が色付き始めましたが、何となく色としては今は汚いですね。
今年の紅葉、綺麗だったら良いのですが。
投稿: りせ | 2006/10/20 23:18