嵯峨野 二尊院 Ⅱ
二尊院
「百人一首」で名高い小倉山の東麓にあって、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため、二尊院と呼びますが正しくは「小倉山二尊教院華台寺」といい、明治以降天台宗に属しております。
嵯峨天皇(在位809~823)の勅願により慈覚大師が承和年間(834~847)に開山したと言われております。
明治維新まで天皇の名代として勅使参詣があり、御所の全ての仏事を司り公家方との交流も盛んでした。
応仁の乱(1467~1477)によって諸堂が全焼しましたが、現本堂、唐門(勅使門、上の写真)は約30年後に再建されました。
また「総門」(昨日のブログ)は豪商 角倉了以が、伏見城の「薬医門」を移築したもので、参道は「紅葉の馬場」といわれ秋には紅葉が美しいところです。(以上パンフより)
本堂唐門「小倉山」の勅額(後柏原天皇)、「二尊院」の勅額(後奈良天皇)は、このとき下賜されたものです。
本堂
庭園を見せていただきます。
もう少し左に振っておいてくれたら・・・
釈迦如来と阿弥陀如来の二尊様が拝めたのに。
本堂から境内
九頭龍弁財天
「しあわせの鐘」です。どうぞ撞いて下さい。
階段を上がって行くと
左は法然上人廟
先日亡くなられた田村高広さんのお墓にお参りしてきました。
今年の百日紅(さるすべり)、見事に咲いているのをあまり見なかった。
少し良いことをした気分。合掌。
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「開運だるま」 4個になってます。1個私が買いました。赤がとても鮮やか。
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コメント
そうそう、階段を上り詰めると法然さんの廟、そして廟の前を左に登っていくと時雨亭の跡があったのです…。定家さんが百人一首を編んだ場所!
当時は、礎石が積んであるだけでしたが、何故か感慨深く、不思議な達成感を得たものです。
当時の記憶がよみがえってきます。
今日の北関東、埼玉県全域は雨、ゆっくりと心おきなく、ブログを楽しませて戴いております。
投稿: エンデのモモに憧れて | 2006/10/01 15:44
りせさん こんにちわ
本日は 私の尊敬する法然上人の廟にあわせていただき
感激しています。それから りせさんが購入された「開運
だるま」の横にある「夢そう」している小坊主さんの人形の
お顔を見ていると、浮世の雑念が消え去っていくような
気持ちになり、気がつくと長い間拝んでいました。
りせさんに私の失語症のご心配をいただき感謝しています。
最近の私は、親しい人の顔を見忘れたり、会話も思うように
できなかったりで とうとう認知症になったのだと落ち込み
ました。自覚があるうちは、まだ大丈夫といわれ、言葉が
でないのは「失語症」ではないかと自分で勝手に思いこんで
いるのです。でもこうしてパソコンで話ができることに気が
つき、誤字、脱字も気にせず、コメントさせていただくことに
しました。言葉を探しながらの作業で、これだけのコメントに
約2時間もかかりました。お忙しいりせさんを煩わせているの
ではないかと気がかりです。私は自分のリハビリのつもりで
これからもコメントをさせていただきたいと、思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 中川 | 2006/10/01 16:58
★エンデのモモに憧れてさん こんばんは♪
時雨亭址は山道を少し行ったところに礎石を積んだだけで今も存在しています。
そこからの木々の隙間から京の都が見えます。
こちらも雨。一足ずつ秋が深まって行きそうです。
投稿: りせ | 2006/10/01 21:04
★中川さん こんばんは♪
写真で主だった所をで紹介しているだけですが、中川さんのように一枚の写真にも思いを込めて見ていただいてたのですね。
コメント投稿の、御努力有り難うございます。
人と人との係わりに、声による会話だけでなくこうして、パソコンに依る文字の会話でも充分に心を伝えることが出来ます。
慣れないパソコンのキーボードを叩いて、お伝えくださった言葉の数々、心して読ませていただきました。
中川さん有り難う御座いました。
京都の写真をお伝えすることで、少しでも楽しいひと時を持って頂けましたら、これほど嬉しいことは御座いません。
コメントを書いてくださるのがご負担にならない限り、お便りを下さいませ。
遥か北海道からの中川さんのお便りを心待ちいたしております。
投稿: りせ | 2006/10/01 23:23