金福寺 山麓の芭蕉庵
金福寺 臨済宗南禅寺派
864年(貞観6)創建。江戸中期に鉄舟和尚が再興。
松尾芭蕉が鉄舟と親交を深めたという芭蕉庵は荒廃したが、のち与謝蕪村が再興。
背後の丘に与謝蕪村ら近世の俳人の墓や句碑がある。
また、舟橋聖一作歴史小説「花の生涯」のヒロイン村山たか女は文久2年、勤皇の志士によって三条河原でさらし者にされたが、3日後助けられて金福寺に入り尼として明治9年まで14年間すごし、当寺で生涯を終った。法名は清光素省禅と云う。
本堂では与謝蕪村と村山たか女の遺品が拝観できる。
庭園は皐月の築山と白砂の簡素な枯山水。3段の生垣ごしには素朴な趣の芭蕉庵の萱葺き屋根が見える。
3月は紅梅とあせびの花、11月はさざんかと紅葉が美しい。芭蕉庵からは洛中が一望できる。(駒札より)
11月3日、今年の紅葉の見頃は遅いらしく、11月末から12月に入ってらしい。
詩仙堂の喧騒から外れた少し南のところ。場所はここです。
入り口から
11月3日、葉の色付きにはまだまだです。
芭蕉庵へ向かいます
芭蕉庵
蕪村が
こヽで読める句
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与謝蕪村のお墓
本堂に入ります
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ここの猫ちゃん
帰り口
門の横の「開運弁財天」
私としては「金福寺」というよりもっと趣のある名前がピッタリな寺院だと思います。
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紅葉の名所写真 南禅寺・塔所 「天授庵」 (2004/11/16)
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コメント
猫ちゃんいるんですね。まだ。やっぱり住み着いてるんですか。
私は夏に行ったんで、緑が綺麗でした、紅葉もいいでしょうね。
小さなところなんで人が押し寄せたら満員電車状態でしょうか
投稿: ひでぽん | 2006/11/06 08:46
★ひでぽんさん こんにちは♪
猫ちゃん、皆に頭なでられていました。さつきの頃が綺麗でしょうね。
ひっそりが似合うお寺ですが、詩仙堂の近くに大きく看板が出ていますから、隠れ寺院というようでもなさそうなので写真をいっぱい掲載しました。
というより、京都の寺院は今や公開している限りひっそり出来ないほど競って雑誌が取り上げていますしね。
投稿: りせ | 2006/11/06 10:18
りせさん♪こんばんは
今年は本当に紅葉が遅くなりそうですね(T_T)
このまま汚く枯れていったら、少し寂しいですが・・・
「金福寺」は観光コースからは少し外れているようですね
こんなに静かなお寺があるのに、何故か?混んでいる方に行ってしまうのは、やはり雑誌等の影響なのでしょうか?
渋滞には自転車でスイスイ!
平日はりせさんの天下ですね(^^)
休日はカメラマンの天下になりつつありますね^^;
投稿: きこ | 2006/11/07 02:26
★きこさん お早うございます♪
寺院の前に駐車場があるかどうかが観光客の差かも知れません。
バスツアーのコースに詩仙堂は入っているでしょうが、金福寺に無理して行ったら道に迷って時間までに帰れそうにないような所です。ほとんどの方は地図持参でしたから。
曼殊院は門までが遠くて坂がキツイから、観光には車でないと。駐車場完備だから、観光タクシーが多いです。これからはバスツアーも増えるでしょうね。
このコースはゆっくり京都に泊まってないと歩けませんが、凄く見どころが多くて、嵯峨野とは違った味があります。
自転車・・・下りはスイスイですが、登りはたまりません。
今年は朝の冷え込みがキツクないので、紅葉が綺麗に赤くなるでしょうか??ちょっと心配です。
投稿: りせ | 2006/11/07 10:22