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2007/10/18

舞妓さんのいる風景5 時代祭3

     今日は時代祭の列のうち、鎌倉、室町時代の中世婦人列です。
     上七軒歌舞会の舞妓さん、芸妓さんが務めます。また、大原女は大
     原農協婦人会、、桂女は桂及び桂東婦人会の皆さんが1年交代で務
     めます。いきがかり上、これらの方を含めて列の全てを紹介します。
     (注・写真は2006・時代祭)

     大原女(おはらめ)
     洛北大原の婦人は古来、薪・炭等を頭にのせ、京の町へ売りに出る
     風習がありました。これは室町末期の大原女姿で、『七十一番歌合』
     その他の史料を考証した服装です。

     Imh_9708b

     桂女(かつらめ)
     洛西桂には古来桂包(かつらづつみ)といい、婦人の髪を包む風習
     がありました。この姿で街へ鮎や飴を売りに出たり、旧家には巫女と
     して婚礼や出産に呪文をとなえに行きました。これを桂女と称し、本
     列では室町頃の小袖に桂包した姿となっています。

     Imh_9711a

     淀君(よどぎみ)
     太閤秀吉の側室で浅井長政の娘。豊公の寵愛をあつめ、秀頼公の
     生母でもあります。本列は桃山時代を代表する豪華な打掛に間衣、
     下着、小袖に刺繍の帯をしめ、扇を持った外出姿です。

     Imh_9714a

     Imh_9716a

     Imh_9717a

     藤原為家の室(ふじわらためいえのしつ)
     藤原為家の室(阿仏尼 あぶつに)は有名な『十六夜日記(いざよい
     にっき)』の著者で、子息為相の領地争いのために鎌倉幕府に訴え
     て東下りした時の旅姿です。市女笠に虫の垂衣(たれぎぬ)を垂れ、
     半足袋(前半分だけの足袋)に草鞋を履き、道中安全を祈るお守袋
     をかけ、訴状を文杖に差しています。従者は道中に必要な旅道具を
     入れた唐櫃をかついでいます。

     Imh_9719a

     静御前(しずかごぜん)
     源義経に愛された妾で白拍子(平安から鎌倉期にかけて流行した
     歌舞を舞う遊女)、後に義経が謀反人として兄頼朝に追われ奥州に
     落ちた後、捕えられて鎌倉に送られた。この時鶴岡八幡宮社前で
     頼朝の意を気にせず、義経を恋い慕う歌舞を行ったことが有名です。
     本列では白拍子時代の姿で水干(すいかん)、単小袖(ひとえこそで)、
     白の切袴を着け、立烏帽子をかぶり鼓を持っています。童女(わらわ
     め)一人が従い、絹傘を差しかけています。

     Imh_9721a

     Imh_9723a

     時代祭の衣装は、綿密な時代考証と千年の間都に培われてきた
     伝等工芸技術によって復元された「本物」です。また、行列は京都
     全域にわたる市民組織や五花街(かがい)、その他の方のボラン
     ティアによって支えられています。各時代の京都ゆかりの人物たち
     の衣装とともに、これらの市民のこころいきを感じることができる、
     「生きた時代絵巻」でもあります。

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     今日の一枚(古知谷 阿弥陀寺、11月18日)

     Imi_2441b

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