京の滝めぐり3 大原
今日は大原にある滝と泉を巡ってみます。また、今日から季節を
先取りした写真を1枚ずつ載せますので、秋の観光のご参考に。
大原のバス停から寂光院に行く途中に「朧(おぼろ)の清水」という
駒札と石碑があります。(8月)
平家の没落後、大原の地に移り住んだ建礼門院が、おぼろ月夜の
水面に映るやつれた姿を見て身の上を嘆いたといわれる。その後
「朧の清水」は歌枕としてつかわれているとのことです。
さらに寂光院の方に行くと橋の下に「落合の滝」があります。(8月)
こちらも建礼門院ゆかりの滝で、「ころころと 小石流るる谷川の
かじかなくなる 落合の滝」の歌に詠まれています。
寂光院の本堂横の「四方正面の池」の奥に滝があります。(11月)
石清水を引いた三段の瀧を玉だれの泉と称し、一段一段高さと
角度が異なり、三つの瀧のそれぞれ異なる音色が、一つに合奏
するかのように作庭されている。(寂光院HPより)
左に観音像が見えます。
三千院に入り、金色不動堂や紫陽花苑への階段横の弁天池に
「金色の泉」があります。福寿延命のご利益があるとのことです。
こちらは1月です。弁天池の向こうは往生極楽院。
三千院から来迎院を過ぎて律川沿いに山道を20分くらい登ると、「音
無の滝」があります。(8月) 落差といい水量といい滝らしい滝?です。
声明(しょうみょう)の天才的演奏家であった聖応大師(良忍)が
声明の練習をしていたとき、滝の音が音律に同調して音が消えて
無くなったと言われ、この滝を「音無」と名付けたといいます。西行
法師は、「音なしの滝とは聞けども 昔より世に声高き大原の滝」
と詠んでいます。(三千院HPより)
今日もご覧頂きありがとうございます。最後の1枚は下です。
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今日の1枚 (大原にちなんで三千院、11月18日)
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