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2007/11/14

船が浮かぶ京都2 高瀬舟

     高瀬川の押小路あたりに舟が浮かんでいます。高瀬川が舟運の役目を
     果たしていた頃の遺跡ですが、詳しい説明は駒札に任せます。

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     「高瀬川一之船入」
     川の西方の堀割を一之船入という。高瀬川は慶長16年(1611)角倉頃
     了以が開いた運河でここを通行する高瀬舟の荷物のあげおろしをする
     船溜所を船入といった。角倉氏は保津峡の開発等数々の土木工事に成功
     しており、京都の中心部に物資を運びいれるためこの川を開いたもので、
     このあたりを起点として鴨川の水をとり入れ鴨川に平行して十条まで南下し、
     さらに鴨川を横断して伏見に通じていた。

     Img_8617a

     底が平たく舷側の高い高瀬舟が盛時には百数十艘が上下し、大阪
     などの物資を運びいれた。木屋町筋には「木屋町」という町名の由来と
     なった材木屋をはじめ多くの問屋が立ち並んで賑わい、船入はこの
     一之船入をはじめ数箇所に設けられた。

     Img_8619a

     明治以後高瀬川は舟運の目的を失ったが、両岸に柳を植えた景観は
     京都の情緒の大きな要素となっている。一之船入は江戸時代の交通
     運輸の貴重な遺跡として史跡に指定されている。

     Img_8618a

     高瀬川一之船入の跡です。舟に気を取られて見落とさないでね。

     Img_8623a

     「舟入の灯影に明るく春の雪」(那須乙郎)の句碑があります。

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     木屋町通りを少し上がったところに角倉了以の別邸跡があり、現在は
     料理屋の「がんこ二条苑」となっています。

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     この日は梅雨がまだ明けていない7月の初めでした。

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     今日の一枚(勝持寺、12月2日)

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コメント

澤田ふじ子氏の時代小説に登場する高瀬川、活字からの想像と写真が重なって・・勉強になりました!
いい季節にまた高瀬川沿いを行けるとこまで南下してみたいです。始まりは二条辺りでしたっけ?

投稿: おけい | 2007/11/17 22:25

★おけいさん こんにちは♪
お返事遅れてすみません。ご参考になりましたか。良かった。
始まりはその辺りですね。「がんこ」と「島津記念館」あたりから始まっています。五条までは行けると思いますが、その先は分かりません。

投稿: りせ | 2007/11/18 14:21

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