法然院の四季
立砂・盛砂のシリーズ4回目は、哲学の道傍にある法然院です。ここ
は四季を通じてそれぞれ趣があり、私の好きなお寺の一つです。
4月上旬
盛砂は白砂壇(びゃくさだん)とよばれ、水を表わす二つの砂壇の間
を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味している。
法然院の歴史(ホームページから)
鎌倉時代の初め、専修念佛の元祖法然房源空上人は、鹿ヶ谷の草庵
で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱え
られた。
7月上旬
1206年(建永元)12月、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、院の
女房松虫・鈴虫が安楽・住蓮を慕って出家し上皇の逆鱗に触れるとい
う事件が生じ、法然上人は讃岐国へ流罪、安楽・住蓮は死罪となり、
その後草庵は久しく荒廃することとなった。
江戸時代初期の1680年(延宝8)、知恩院第三十八世萬無和尚は、
元祖法然上人ゆかりの地に念佛道場を建立することを発願し、弟子
の忍澂和尚によって、現在の伽藍の基礎が築かれた。
11月中旬
浄土宗内の独立した一本山であったが、1953年(昭和28)に浄土宗
より独立し、単立宗教法人となり現在に至っている。
12月初め
通常伽藍内は非公開であるが、毎年、4月1日から7日までと11月
1日から7日までの年2回、伽藍内部の一般公開を行っている。
12月中旬
季節によって白砂壇の文様は変わり、境内にはさりげない心づかい
が感じられます。
哲学の道から遠くないのに、落ち着いた気分になれるお寺です。
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コメント
1年を通して美しい。日本の四季の良さですね。今度イタリアに行くのですが、イタリアにも四季の美しさはあるのでしょうか。
投稿: tak@初めてのイタリア旅行へ | 2007/12/10 00:45
★tak@初めてのイタリア旅行へさん 初めまして♪
法然院の山門の四季は良いですね。
イタリアも四季があるっていいますから、それぞれに綺麗だと思います。楽しんでらして下さいね。
投稿: りせ | 2007/12/10 12:36
一年撮り溜めた写真をこんな風に紹介するのも良いものですネ。
昔この近くに息子が下宿して始めて訪れてこじんまりした中に静けさと凛とした雰囲気が感じられて好きでした。
改めて四季を見せて頂けて嬉しいです。
有難うを込めてコメントさせてもらいます。
投稿: 美京 | 2007/12/10 20:56
★美京さん 初めまして♪
ご子息さんが近くに下宿なさってたのですか、法然院もその近くも落ち着いたところで良いですねえ。
懐かしいところを見ていただければ嬉しいです。
こちらこそコメント有り難う御座います~☆
投稿: りせ | 2007/12/10 22:37