黄檗山 萬福寺(万福寺) 意匠・造形
黄檗山 萬福寺(万福寺)の4回目です。
私が「萬福寺」が好きなのには訳があります。萬福寺の公式サイトです。
高校時代に学校から1泊2日の研修に行っているのです。万福寺です。
座禅、写経、法話、掃除、、、他に何があったでしょうか? 忘れています。
当たり前ですが修学旅行気分ではいけません。静かに静かに全ての行動は音を立てずに行わなければいけません。
食事も一切無言、噛む音、すする音、皿の音、立つ音、、、一切禁止です。
一汁二菜(一汁一菜だったかも)、お米(麦が混ざっていたかも)の一粒たりとも残らず食べて、食事が終われば、お皿にお茶を少し注いで、沢庵でお皿を洗って、音をたてずに沢庵を食べてそのお茶を飲みます。(沢庵は飲み込みました)
洗い立てのように綺麗にして食器を返すのです。
可愛い小坊主さんを何人か見かけました・・・「お~~可哀そうに~~あの修行をしているの?」と思ったものです。
あの小坊主さんも今やどこかのお寺の立派な御住職になられているでしょうね。
と云うわけで、今日も万福寺です。万福寺
萬福寺は竜の形に伽藍が配され、白砂は雲に見立てられているそうです、上空から見てみたいものです。
木、白砂、それぞれの意匠の美、組み合わせの造形の妙。それにもとても魅かれています。集めてみました。
法堂(はっとう)前の「卍(まんじ)くずしの勾欄」です。(TOPの写真も)
開山堂・法堂正面の匂欄は、卍及び卍くずしの文様になっています。これらはすでに奈良時代の法隆寺などの南都寺院に使われていますが、江戸時代初期にあらためて黄檗を通じてもたらされたものです。
椅子もこうです。座ってもいいのですよ。
法堂は禅寺における重要伽藍のひとつで説法を行う場所です。
円形と四角、卍くずしと和服の女性。
正面は慈光堂(重文/延宝3年(1675)建立)
賑やかな色の無い世界が素晴しい。
法堂からみた大雄宝殿です。白砂の直線が、毎日ひかれるそうです。
大雄宝殿から見た天王殿、ひし形の石、その交差。
天王殿から見た三門までの道、長いです。直線のひし形の石の列。
参拝の記念に。
放生池
明日も万福寺ですが、きびきびしたお坊さんもおられます。
カテゴリーを変えました。●23 黄檗山 萬福寺です。今までのが入っています。
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紅葉の名所写真 詩仙堂 (2004/12/1)