●26 都七福神めぐり

2006/11/07

赤山禅院 夕闇がせまって

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赤山禅院  比叡山の西麓にある延暦寺の塔頭。場所はココです。
慈覚大師円仁の遺命により888年(仁和4)天台座主安慧が創建。

御所の東北の表鬼門にあたり、都を守護する方除けのお寺。
比叡山延暦寺荒行・・・千日回峰行・赤山苦行(800日目)のお寺。
中秋名月、阿闍梨(あじゃり)さんのご祈祷「ぜんそく封じ」・「へちま封じ」のお寺。
陰陽道の祖神である泰山府君を赤山明神として祀っており,神仏混淆の形態を伝えているお寺。
みやこ七福神の一つ福禄寿神のお寺。
 みやこ七福神とは
赤山禅院の福禄寿神、 六波羅蜜寺の弁財天、 恵比寿神社の恵比寿神、 萬福寺の布袋尊、 行願寺の寿老神、 妙円寺の大黒天、 教王護国寺の毘沙門天  

紅葉の名所、もみじ祭りの期間中参道に骨董屋さん、境内には屋台が出ます。

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福禄寿神は南極の星泰山府君を人格化した神で幸福高禄、長寿の三徳を与えられるとされ商売繁盛、延寿、健康、徐災を祈願します。
福禄寿神のおみくじです。

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真言密教の象徴である大きな数珠、くぐる時に呪文を唱えます。

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拝殿 屋根の上には・・・方除けの・・・

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神猿、御所の方向を向いています。

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十六羅漢、三十三観音

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寒桜が咲いていました。 10月頃から2月頃開花 。

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TOPの写真のお数珠をくぐって入ると本殿です。

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TOPの写真とは反対で本殿から拝殿を見ました。

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日没・・・暗くなってきました。

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お山に登って行きます。

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金神宮

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桐生宮

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七福神さんです。

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闇に明かりの入った赤い提灯、綺麗です。
暗くなってからの方が趣があっていいですね。

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紅葉の頃には「赤山」の名のように赤く染まります。ヤッパリ昼も良いなあ。

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6時に山門が閉まります。

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紅葉の名所写真  南禅寺 三門  (2004/11/16)

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2006/10/30

黄檗山 萬福寺(万福寺) 意匠・造形

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黄檗山 萬福寺(万福寺)の4回目です。

私が「萬福寺」が好きなのには訳があります。萬福寺の公式サイトです。
高校時代に学校から1泊2日の研修に行っているのです。万福寺です。
座禅、写経、法話、掃除、、、他に何があったでしょうか? 忘れています。
当たり前ですが修学旅行気分ではいけません。静かに静かに全ての行動は音を立てずに行わなければいけません。
食事も一切無言、噛む音、すする音、皿の音、立つ音、、、一切禁止です。
一汁二菜(一汁一菜だったかも)、お米(麦が混ざっていたかも)の一粒たりとも残らず食べて、食事が終われば、お皿にお茶を少し注いで、沢庵でお皿を洗って、音をたてずに沢庵を食べてそのお茶を飲みます。(沢庵は飲み込みました)
洗い立てのように綺麗にして食器を返すのです。

可愛い小坊主さんを何人か見かけました・・・「お~~可哀そうに~~あの修行をしているの?」と思ったものです。
あの小坊主さんも今やどこかのお寺の立派な御住職になられているでしょうね。

と云うわけで、今日も万福寺です。万福寺
萬福寺は竜の形に伽藍が配され、白砂は雲に見立てられているそうです、上空から見てみたいものです。
木、白砂、それぞれの意匠の美、組み合わせの造形の妙。それにもとても魅かれています。集めてみました。

法堂(はっとう)前の「卍(まんじ)くずしの勾欄」です。(TOPの写真も)
開山堂・法堂正面の匂欄は、卍及び卍くずしの文様になっています。これらはすでに奈良時代の法隆寺などの南都寺院に使われていますが、江戸時代初期にあらためて黄檗を通じてもたらされたものです。

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椅子もこうです。座ってもいいのですよ。

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法堂は禅寺における重要伽藍のひとつで説法を行う場所です。

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円形と四角、卍くずしと和服の女性。

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正面は慈光堂(重文/延宝3年(1675)建立)

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賑やかな色の無い世界が素晴しい。

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法堂からみた大雄宝殿です。白砂の直線が、毎日ひかれるそうです。

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大雄宝殿から見た天王殿、ひし形の石、その交差。

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天王殿から見た三門までの道、長いです。直線のひし形の石の列。

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参拝の記念に。

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放生池

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明日も万福寺ですが、きびきびしたお坊さんもおられます。
カテゴリーを変えました。●23 黄檗山 萬福寺です。今までのが入っています。

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紅葉の名所写真  詩仙堂 (2004/12/1)

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2006/10/29

萬福寺 総門を入って

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下は「萬福寺」の総門です。万福寺
重文・寛文元年(1661)創建。元禄6年(1693)再建。
中央の屋根を高くし、左右を一段低くした中国門の牌楼(ぱいろう)式を用い、漢門とも呼ばれました。

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「第一義」は第5代高泉の書。

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総門を入ったところの「方生池」、蓮が見事に咲きます。
放生とは捕らえられた生き物を放して功徳を積むことで、この池で放生会という儀式が行われます。その形は半月型を為して、風水上の機能を有しています。

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「萬寿院」 TOPの写真もここです。総門を入って左にあります。

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ここの上空は航路になっているようで飛行機が行き交います。
龍がとても古くて驚かされます。

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昨日の最後の写真の中はここです。

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「萬寿院」の門をを出て次に向かいます。

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「天真院」、萬福寺三門の右にあります。万福寺
荒行で知られている了翁禅師が晩年を過ごしたお寺で、拝観謝絶でした。
左は普茶料理の銀杏庵です。

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ゆっくり萬福寺の中を拝観しましたので「三門」を入って広い境内に続きます。

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紅葉の名所写真 「圓光寺」 (2004/12/1)

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2006/02/19

■散策 博物館~六波羅蜜寺

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上は大和大路通りの入り口です。ロダンの「考える人」が正面に見えます。
下は七条通りです。入り口はこの2箇所あります。

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散策地図はこちらです。

Dsc19741a 真夏の博物館の大和大路通りは、色とりどりの見事な百日紅の並木道になります。

並木に沿って広い道を北に上がると
豊臣秀吉の「豊国神社」に出ます。

国立京都博物館から豊国神社、方広寺、六波羅蜜寺へ向かいます。

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さすが千成瓢箪です。

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隣に豊臣氏滅亡のきっかけとなった「国家安康 君臣豊楽」の鐘のお寺
「方広寺」があります。見学自由。

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河井寛次郎記念館、五条通りを越えて、
空也上人の像で教科書でも知られる「六波羅蜜寺」に向かいましょう。

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ここから「建仁寺」に続いて行けます。

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