京の屋台 平安神宮
今日は今年初詣(を見)に行った平安神宮の屋台です。ここは参道が
長くて広いので、たくさんの屋台がならぶ様は壮観です。
大鳥居
ところで、このシリーズの「屋台」というのはどのようなものを指すので
しょうか。(参道の南側の美術館あたり、フランクフルト)
まずはWikipediaから、的屋 (てきや)とは
祭礼や縁日の境内、参道において屋台を出して食品や玩具等を売る
小売商を指す。または、射幸心を伴う遊戯(ゲーム)、射的やくじ引き
などを提供する街商(がいしょう)。(下鴨神社ではたこせんべいでした)
的屋(まとや)、大道商人、香具師(やし)とも呼ばれる。映画「男はつら
いよ」に登場するフーテンの寅のイメージで総括されるケースが多い。
難しそうですが、「三寸」とは、昔一尺三寸の台に並べて売ったことから、
小間物・菓子などを売る大道商人のことを指すそうです。
露天商(ろてんしょう)とは
的屋のうち店舗を持たず、祭礼、または縁日の境内、参道または恒
常的に道路・広場において、屋台を出して食品や玩具等を売る三寸
のことである。個人営業もあるが、全国の各地域に露天商の組合で
ある神農商業協同組合があり組合員も多い。
食品ではたい焼き、たこ焼き、お好み焼き、綿菓子、イカ焼き、リンゴ飴、
今川焼き、クレープなどが売られている。販売では、お面、おもちゃなど
の玩具など、動物ではひよこ、金魚すくいなどがある。(このあたりから
隙間なく屋台がならびます、いかやきは人気)
屋台は、露天(露店)のうち、飲食物を販売する(構造の)のものを指す。
スタンドも屋台と同じ意味で、「夜泣きそば」、「クレープスタンド」、
「ミルクスタンド」など、移動できる飲食店です。
「出店」ということばも屋台と同じように使われますが、もともとは本店
があり祭日などに臨時の販売をする店を指していたようです。吉田神社
の節分祭では、有名な漬物屋、和菓子屋、そば屋などの出店が並びます。
「夜店」は、もともとは「夜市(よいち)」等に夕方から夜間にかけて出
す露店を指し、通常は(台車・天秤棒の)屋台とは区別されていたよう
です。
ここまで、「店」を表すことばをいろいろ見てきましたが、的屋 (てきや)
は、その商売人を指すこともあります。(このたこやき屋さんは2軒分を
使っています)
なにか堅気とは違うイメージがありますが、現在は露天商という
のが普通なのかも知れません。
京都の観光地がある地域では、それぞれ露天商組合があり、店舗の
割り振り、周囲の清掃、ごみの(分別)収集などを共同で行っています。
この平安神宮では、昔からあるような定番のものを売っている屋台が
目立ちます。
いまでは、各地の手作り市やバザーなど一般人も店を出す時代に
なり、露天商も競争の激しい世界となっているようです。
そうこうしているうちに、平安神宮の大手門まで来てしまいました。
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