時代祭2007 出発前
平安の都からすると、他の土地に幕府を開いた将軍たちは、都を
ないがしろにした好ましくない人物とされています。それでも、頼朝、
信長、秀吉、家康たちが時代祭に登場しているのに、足利尊氏は
参列を許されず、「室町時代」に代わり「吉野朝時代」が行列してい
ました。今年になってようやく、桓武天皇没後1200年を記念して新
しく室町時代が加わることになり、これは見に行かないわけにはい
きません。
そんな訳で、ついこの間まで舞妓さんシリーズで昨年の時代祭をし
ていたのに、またまた登場です。本編とつれづれ編でどのように
分担するかは検討中ですが、とりあえず出発前の様子を紹介。
この二人は仲がよさそうですね。行列では兜をかぶります。
楠公上洛列
藤原公卿参朝列
行列の最後の方は、出発まで長時間待たなくてはなりません。
延暦文官参朝列、この時代にも野球が!
馬も緊張するのでしょう、興奮を鎮めるように走り回っています。
見ての通りです。大原農協婦人会の皆さんです。
こちらは、桂・桂東婦人会の皆さん
百済王明信一行、京都地域女性連合会の皆さん
静御前一行のご到着です。昨年からの順番では、以下の平安時代
の女性たちは、祇園甲部の舞妓さん、芸妓さんのはず。
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常盤御前(懐に牛若を抱いています)、横笛、和気広虫、小野小町
和気広虫が率いる孤児たち
清少納言と小野小町のお付きの方
紫式部、参列する方との記念撮影で大忙しでした。
小野小町
いつもながら、出発前はなごやかな雰囲気で、みな楽しそうでした。
そして、出発直後の緊張感、長い行進の後平安神宮で観客の声
援に迎えられるときの表情など、扮している歴史上の人物が重なり
あって、不思議な感動がありました。
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今日の一枚(東福寺・通天橋、12月1日)