祇園祭 雨の巡行と晴れの日
何年かカラ梅雨が続いていて「山鉾巡行は真夏本番のカンカン照り」が当たり前だったのだけれど。
一昨年見たゆっくりのんびりの巡行と違って、見ている私がとっても緊張して力強い行列だなあと思いました。
上の写真も17番目の「菊水鉾」です。
曳子の方は草鞋なのですね。音頭取の方の装束も鉾によって違いますね。
昔から「大学の街」「学生の街」の京都です。
「祇園祭」、「葵祭」、「時代祭」、それぞれが大学生のアルバイトを雇っています。
日本の、いえ世界の祭り、歴史の継続に参加出来るのです。どれも体力が必要ですからひょろひょろでは成れませんが。
私、今頃つくづく思うのですが・・・。
大学時代の4年間を京都で過ごすって最高なのではないだろうかと。
都会のようで、ちょっと田舎、(京都人は大都会と思っていますが) 千年の都、歴史、伝統の町、国際都市。
ずっと京都に住んでいるとここで暮らすことの意義、意味を全く感じませんでしたが。
学生にやさしい町です。お薦めします。
豪華キャスト映画の「祇園祭」ですが、
実は刀で切られた時に血が噴水の・・・(キャーッ恐くて書けない)が話題で、かなり目をつむって見た映画でした。
そうそう御池通りに出てみました。
河原町通りから御池通りへの直角の回転の辻回し(割り竹を車輪の下に敷いて、車輪を滑らせれ回転させる)が見られます。
「辻回しは近くでは見れなかったけれど、グラグラ揺れる鉾に「滑り過ぎるるなよ~!」と心配しました。
音頭取、車方の「行け~!」(そんなの言ってないかも) 扇子が力強いです。
「岩戸山」、「船鉾」、「北観音山」が並んで来ました。
人気の「船鉾」です。
「山」は車に乗っていますが、回転は大変です。
最後の「南観音山」の後にはパトカーが続いています。
御池通りに曲がったら直ぐに河原町通りの交通規制が解除されました。
お祭りは31日までまだまだ続くのです。
雨の山鉾巡行だけでは華やかさに欠けるよう・・・で、一昨年の山鉾巡行を数枚。
「夏のお祭り祇園祭」。 やはりこうでなくっちゃあ。その名の如くにカンカン照りのなかの巡行でした。
山鉾の順番は毎年「くじ取り」で変わります。御池通は絶好の見学ポイントです。
お見送りです。このあとそれぞれの鉾町に帰って行きます。
※晴れた日の「宵山」と「山鉾巡行」の様子はこちらのスライドショーをどうぞ。