城南宮 Ⅱ 神苑
城南宮神苑(楽水苑)の紹介です。
この日はずっと雨が降り続いていましたが、いにしえの都の時代にいるような気分に浸ったひとときでした。
「源氏物語花の庭」
「源氏物語」に登場する100余種が植栽されています。陽の光に照り映え風にそよぐ草木に、平安の雅、自然を慈しむ日本の心が感じられます。
「春の山」
城南離宮の秋の山に対する「春の山」。築山から禊の小川が流れ、椿、枝垂れ梅、三つ葉ツツジ、ササユリと春の草木が次々と咲きます。
「平安の庭」
平安貴族の神殿造の邸宅の庭園にならい、社殿を背景に広がる池に、段落ちの滝と、遣水が注いでいます。池の汀(みぎわ)の野筋には、オミナエシ、萩、リンドウが咲き、秋野を彩ります。この庭の遣水で「曲水の宴」を行います。
「室町の庭」
庭園史上黄金時代を迎えた室町時代の作庭手法で築かれた池泉廻遊式の庭園。
わび、さびの静寂の中にも明るさがあり、船着場の藤の花や色とりどりのツツジが美しく咲きます。
「桃山の庭」
蘇鉄の島から岩島が続き、後の大刈り込みがゆるやかな丘陵を、広い芝生が南国の明るい海を想わせる、豪快な枯山水の庭園です。
お茶室から眺める紅枝垂桜は格別です。
「城南離宮の庭」 (TOPの写真も)
城南離宮(鳥羽離宮)の風景と建物を石組で表した枯山水の庭園。
庭園の説明は、いただいたチケットに書かれていました。
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南禅院の庭 (2004/11/16)