陶器まつりと六道さん
五条坂の陶器市、数年行っていない間に随分変わったように思います。
京阪の五条駅から東山通までの五条坂。北側の通は京焼・清水焼の伝承の地で、陶芸作家・窯元・卸店・小売店が今でも軒を並べています。
「六道珍皇寺」にお精霊さんを迎えに行く人々で賑わうこの時期に、いわゆる二級品を陶器市として売り出したのが始まりで、お店の多い北側の通りにテントの店が並んでいました。
いつからか南側の通りに京都以外の地方の陶器のテントが並ぶようになりました。
初日の7日、夜に行ってみて、北側にも地方の陶器のテントがかなり多く並んでいるのに驚きました。「清水焼」の小売店が少なくなっているようで、空いた所に地方の陶器のお店が進出してきたようです。南側の通りはどうなっているのでしょうか?
尚、京都伝統産業の「京焼、清水焼」の陶器市は山科にある清水焼団地にて例年7月に行われます。今年は終わってしまいましたが。詳しいことはここです。
「京焼、清水焼」の陶器市はこちらにシフトしてしまったのでしょうか。
鳥獣戯画のモチーフは私も大好きです。
京都の人々はお盆の前に、亡くなった人の精霊を迎えに8月7・8・9・10日に『六道さん』と呼ばれている六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)にお参りに行きます。
昔、私も祖母や母に連れられて「六道さん」のお参りに行ったものです。地図です。
お迎えするお精霊さん(おしょらいさん)の数だけ鐘をついてお迎えします、境内で見る地獄絵と大きなえん魔様の像に恐怖を抱き「悪い事をしたら舌を抜かれて地獄に堕ちるんだよ」と戒められたものです。
西福寺、このお寺の角にも「六道の辻」の石碑があります。
六道とは、仏家のいう地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六種の迷界をいい石標の建つこの場所は、六道の分岐点。この世と、あの世を結ぶ交差点なのです。
幽霊子育て飴
死後に墓の中で生まれた子供のために、幽霊となった母が毎晩買い求めたという飴。
六波羅蜜寺、萬燈会。夏の夜に提灯の明かりが優しいです。
※
京都のお盆は、お精霊さんがあの世へ戻って行かれるのを大文字焼きでお送りして終わるのです。六道さんと大文字送り火、一体の行事です。
猫の小物に出会うとふと目がいきます。
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こちらは絶対によろしく♪
こちらも是非ともよろしく☆
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